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河野啓三

一通りサウンドをチェックしてみた第一印象は、独特な音色が豊富に搭載されていて、これらがこのキーボードの個性になっています。 特にバイオリンやチェロなどの弦楽器系のDNC(アーティキュレーション系)サウンドを使いこなせば、通常のシンセでは出来ないような演奏が期待できる。 また柔らかい印象のサウンドも多く、これらは特に中音域がリッチですね。 さらに、Pa5Xの特徴である「スタイル(コード・バッキング)」機能は、ステージ・キーボーディストのみならず、電子オルガン・プレーヤーにも試して貰いたいですね。 なんてったってコード認識機能は「答え合わせ」に丁度イイ。 特にディスプレイに表示されるコード・ネームのフォントがカッコイイですね。気分が上がります(笑)。 またこのスタイル機能なら、鍵盤をトリガー・スイッチ的にも使えるので、DJシステムと併用して、通常のDJ機器ではカバーしない(出来ない)ような、一般的な音楽スタイル(ラテンやポップスなど)も彼らのパフォーマンスに新しい要素として融合できそう。 これはキーボードを越えた楽器になると感じました。

河野啓三

tatsuya

まず見た目の第一印象に心を掴まれました。とてもステージ映えしそうです。 さらに実際弾いてみてサウンドのクオリティーに感動しました。 普段ライブではKRONOS2を使っているのですが、Pa5Xの音はKRONOS2に全然引けを取らない素晴らしいサウンドだと思います。 特に自分のアルバムレコーディングにはFAZIOLIを好んで弾く事が多いのですが、Pa5Xに入っているItalian Grand系のピアノの響きは重厚感、倍音感がしっかりあり、繊細なタッチもしっかり再現される。ピアニストを主としている僕にはとても素敵なサウンドです。 また、シンセやオルガン、どれをとっても素晴らしいサウンドに仕上がっていると感じました。 また2種類のバッキングパターンを切り替えて演奏する機能には驚かされました。 サンプルも豊富で時間を忘れて演奏してしまいます。機能性もワクワクも詰まってる素晴らしい機種だと感じました。 様々な機能を弄りながら弾いているだけで作曲やアレンジのヒントもどんどん頭に降りてきます。今後のライブや制作でも演奏機材として導入したいです。

tatsuya

菊池智恵子

クラシック、JAZZ、友人の作品、など色々なジャンルの曲を弾かせていただきましたが、表現したいタッチのニュアンスも思い通り、いやそれ以上のダイナミックスに感動。アコースティックピアノの音色だけでも沢山でそれぞれ最高な響きでしたし、伸ばして弾く和音はオーケストラルな感じに、短く打鍵したらピアノの音になる機能にはびっくり。とにかく楽しかったです。ずっと弾き続けていたいと思うピアノで、しばらくPa5Xロスになっちゃいました。

菊池智恵子

山本真一郎

率直にモンスターキーボードだと思います。私は某社の自動伴奏キーボードプレーヤーでしたが、そのキーボードではあらかじめ敷かれたレールの上で演奏させられている感じがするのに対して、このPa5Xは自分自身の創造力×想像力で道を切り開いて演奏ができるので、とてもクリエイティブなキーボードだと感じました。

山本真一郎

鶴田美音

主に作曲の仕事をしてきたこともあり、アレンジ機能が充実しているキーボードに関してはライブ演奏向きのイメージがあり、あまり触れてきませんでした。 今回、Pa5Xの色々な機能を試してみましたが、今までのイメージとはかなり違っていました。 カラフルなLEDの配色や大きめの液晶パネル、木製のサイドパネルなど、デザイン性も操作性もとても良いですね。 音質ですが、曲作りの面からみても使える高品質な音が大量に搭載されていて、特に生楽器系はDNC機能を合わせて使うことにより、DAWでの制作においてソフト音源より豊かな表現ができる部分もあります。ソフト音源で苦労する音圧も最初から十分備わっていて、このまま使える音が相当ある印象です。 アレンジャー機能に関しても自由度が高く、設定を細かくいじって自分の理想のパターンや音色イメージに近づけていくことができ、いわゆる自動伴奏のイメージとは一線を画していると思います。 多様なジャンルのスタイルやそれにあったコード進行も搭載されているので、演奏はもちろんですが曲作りにもヒントになるところがたくさんありそうです。 ほかにもマイクやギターもエフェクターいらずでライブができたり、本当にPa5Xが1台あれば様々な場面でかなりのことができてしまいますね。 ぜひ多くの方に実際に触れてみて頂きたいなと思います。

鶴田美音

西川隆太郎

デモを持ち込む時に、たとえば「このフレーズはトランペットのイメージで」という風にメンバーに伝えたり、ベースのフレーズを考える時に今あるジャンルの曲を研究して作ることがありますが、 そういう時に多種多様なスタイルを使って曲をすぐに形にできるのが魅力的ですね。圧倒的にスピーディーだと思います。 最終的にはDAWで細かいところをこだわりをもって作り込む感じになりますが、Pa5Xは全く違うフィーリングになりますね。 アイデアを形にしていく過程でのスピード感を持って、イマジネーションをふくらませることができる機種だなと思いました。 それを自分達の4ピースの編成に置き換えた時にどう表現するのかっていうのを考えるのが楽しそうです。 何より良い音が入ってるので作曲をしているときのテンションが上がりますね。 (photo : Tarumi Kana)

西川隆太郎(toconoma)

シオダマサユキ

音も見た目も最高!ピアノの音色で弾き語りましたが、Italian Pianoが特にお気に入り。低音から高音まで非常に安定感があって、繊細な歌にも寄り添ってくれる感じで良い。それにイタリアのピアノだなんて、なんだか港の香りがするようで、素敵。イタリア行ったことないけど(笑)触れているだけで夢が広がるキーボードですね!

シオダマサユキ

ミトカツユキ

演奏してみて、1番はやはりピアノの音色のバリエーションと鍵盤のマッチングですかね。 特にバラード系に合うオーストリアピアノの音色と鍵盤を弾いた感じが吸い付くような印象で、ドラマティックな演奏を手助けしてくれるようでした。 後は今までのPaシリーズより遥かにアレンジのバリエーションがリッチですね。 スタンダードなビートから現役でも使えるようなdance系のビートは曲作りの上でも手助けしてくれそうな印象でした。

ミトカツユキ

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